自然のエネルギーと琉球文化を五感で吸収する2泊3日間。 「星のや沖縄」で上質なホテルステイを【DAY2-3(後編)】
〝遅めの夏休み〟として、秋にバカンスを計画しているレディもいるのでは? そんな旅先のひとつとしてご提案したいのが、沖縄を代表するラグジュアリーリゾート「星のや沖縄」での贅沢なホテルステイ。
前編に引き続き、2泊3日のモデルプラン後編となる今回も、「星のや沖縄」を心ゆくまで堪能できる過ごし方を木下ココさんとともにご案内します!
DAY2:静と動の癒しでリフレッシュ
7:30 胃袋をやさしく満たす朝食で今日の活力を充電
1日のスタートは、ダイニングの「琉球朝食」でエネルギーをチャージ! 滋味あふれる食材を使った料理の数々が、寝起きの体にやさしく染み渡ります。「ラフテー」や「ゆし豆腐」、「マース煮」「じゅーしー」など、沖縄ならではの郷土料理を少しずついただけるのがうれしい。
11もの品数が並ぶ豊かな朝食で体をしっかり整えて。
9:00-9:30 馬とともに海辺を優雅にお散歩
青々と澄み渡るビーチの美しさを間近で体感できるのが、朝限定のアクティビティ「朝凪よんなー乗馬」。ゆったりとした心地よい馬の歩みとともに朝の清々しい太陽と海風を浴びる散歩は、ここでしか体験できない、まさに非日常!爽やかな感動のひとときが楽しめます。
乗馬後は、パートナーとなってくれた馬に餌をあげる体験も。
トップス¥16,500/カデュネ デニムパンツ¥36,300/YANUK(カイタックインターナショナル) リング¥63,800/ともにマリハ
9:30-12:00 「グスクの居館」を思い思いに巡って
午前中は、空や海と一体となったインフィニティプールで水と遊んだり、南国ならではの植物が生い茂る庭を散策したり、部屋で海を眺めながら穏やかにくつろいだり__。グスクの居館の中で暮らすように、好きなスタイルで自由に過ごして。
加熱式のインフィニティプールは、オールシーズン24時間利用OK。
水着¥22,000/Her lip to
生命力あふれる植物たちから元気をもらって。
きらめく海を眺めながら、あえて何もしない時間を過ごすのも贅沢。
ワンピース¥26,400/カデュネ バッグ(ファー巾着付き)¥28,600/サマンサタバサ(サマンサタバサ 池袋パルコ店)
12:00 広大な敷地の海カフェでお気に入りの特等席を発見!
ランチは約200席を有する国内最大級の海カフェ「星のや バンタカフェ」へ。「星のや沖縄」に隣接しており、宿泊客でなくとも訪れることができる絶景スポットでもあります。カフェは入り江に沿うような崖の上に立ち、眼前には圧倒的スケールで広がる海と空の大パノラマが! サンゴ礁に囲まれた遠浅の海は潮の満ち引きとともに表情を変え、1日眺めていても飽きることがありません。カフェは「大屋根デッキ」「海辺のテラス」「岩場のテラス」「ごろごろラウンジ」の4つに分かれており、散策をしながらお気に入りの席を見つけるのも楽しみのひとつ。
いちばん人気は海との距離が最も近い「海辺のテラス」。ドリンク片手にそのまま海岸へ降りることもできます。
沖縄らしさを取り入れた個性豊かなメニューがたくさん。名物は、ふわふわの泡とカラフルな水玉のジュレが特徴の「ぶくぶくジュレソーダ」。
13:00-14:00琉球文化の真髄に触れる所作の手ほどきを
道場で、沖縄の伝統文化を学べるアクティビティ「島の手習い」を体験。基本となる所作の手ほどきを受けながら、琉球文化をより深く理解できます。優雅でしなやかな動きを意識することで、心も一緒に磨かれていくよう。
琉球の「おもてなし文化」として発達したのが琉球舞踊。王朝時代に想いを馳せながら舞ってみて。
14:30-16:30 海や植物のパワーによる至福の癒し
体を動かした後は、スパで極上のリラックス体験を満喫。沖縄の代表的なハーブである月桃、ミネラルたっぷりの海泥、海藻など、沖縄の自然のパワーを取り入れたトリートメントメニューが体をやさしく癒してくれます。施術後は心身に英気が満ち溢れているのを感じられるはず。
特に肩や背中に疲労を感じる人は、メニューのひとつである「陽 HARU(90分¥19,360)」がおすすめ。琉球空手の型や舞踊のリズムを取り入れたトリートメントが、終了後にすっきりとした爽快感を与えてくれます。
19:00 目も舌も大満足! シチリアと琉球が出合ったまったく新感覚の料理
お楽しみのディナーでは、「星のや 沖縄」のダイニングでしか味わえない「琉球シチリアーナ」に舌鼓。沖縄の食材を、沖縄と同じく美しい海と温暖な気候に恵まれたイタリア・シチリアの料理方法で考案されたメニューを提供してくれます。これまで体験したことのない品々に、口福の連続です!
まるでアートのように美しい一口サイズの前菜の盛り合わせ「ストゥッツィキーニ」。
DAY3:帰路に向かう心と体を調律
7:00-7:30 深い呼吸とストレッチでリフレッシュ
いよいよ滞在最終日! 帰りの移動に備えて身体のコンテディションを調えるためにも、琉球空手の型を取り入れた「朝の鍛錬深呼吸」で目覚めの運動を。
解放感のある道場で朝の太陽を浴びることで、よりすっきり!
8:00 旅の締めくくりは、海とともにいただく朝食で
スムーズに帰り支度ができるよう、朝食はインルームメニューをオーダー。客室でいただけるから、最後までゆっくり海の眺めを堪能できるのもうれしい。
朝食限定のインルームメニューも品数豊富で大満足の内容。和食と洋食からセレクトできます。
12:00 また帰って来れること願って。充足感を胸に現実の扉へ
海辺で気ままに暮らすような滞在に名残を惜しみつつ、正午にチェックアウト。時間やストレスから解放された贅沢なひとときに心も体もすっかり満たされ、新たに生まれ変わった自分に気づくはず。夢心地の余韻に浸りつつ、フレッシュな気持ちで日常を迎えて。
撮影/オノデラカズオ(f-me) スタイリング/筒井葉子(PEACE MONKEY) ヘアメイク/相場清志(eif) モデル/木下ココ 構成・文/君島友喜 撮影協力/星のや沖縄