こんにちは。恋愛心理士・恋愛夫婦アドバイザーの美泉菜月です。

around35の婚活は、過去の恋愛経験を生かすことが多いため、パートナーへ求める条件も増える傾向があり、なかなか恋愛や結婚に踏み切れない女性が多い印象を受けます。 今回は、婚活に迷ったら振り返ってほしい原点について語っていきたいと思います。

焦って結婚をすると…？

周りの結婚報告に心がざわつくことも増え、「私も早く…」と意気込みたくなるaround35世代。しかし、焦って結婚をした結果、結婚の第一倦怠期（2～3年目）に「こんな人だとは思わなかった」と思うことが増え、喧嘩が絶えないケースや、愛情がなくなっていくケースなどさまざま目にしていました。この多くは「条件」でパートナーを選び、条件から外れた一面が見えてきたとき、「何か違う」と違和感を覚え、関係にも亀裂が入りやすくなっていくのだと思います。焦ると判断力が鈍るだけでなく、相手のいい面だけに目がいきがちになるので注意です。

相手の条件ではなく自分のビジョンに切り替える

そもそも結婚は人生において必須ではないということ。結婚しなくてもしてもどちらでもいい…だけどそんななか、結婚したいと思っている、婚活をしているのであれば、「どうして結婚したいのか」自分なりの答えは出ていますよね。それを踏まえ、相手の条件ではなく、自分なりの「結婚しても/結婚したら〇〇」を考えてみましょう。

・結婚をしてもバリキャリキープ！お互い仕事を頑張れる存在でいたい
・恋愛結婚重視！パートナーといつまでも想い合っていたい
・結婚しても趣味など1人の時間を大事にしたい
・自分の両親のように家族愛を育んでいきたい

「結婚後の自分」を考え、「結婚とは何か」の原点に戻るのです。 そうすることで、相手への条件に囚われることがなくなり、自分軸で婚活できるようになります。 またビジョンを描いていくことで、自然と縁のある男性にアンテナが動くので、自然とそれに近い男性とのマッチング率も高くなります。

人の中身を見れる女性になる

初対面において人は中身を知ろうとします。しかし「条件」がある人は、「条件の有無」を知ろうとするため、その人の人柄や中身を見過ごしてしまうのです。大切なのは結婚への自分のビジョン。そこを明確にしておくだけで、人の見方が変わっていき、人の中身を見れる女性になっていきます。

結婚は人と人とのご縁。だからこそ、世間体や条件に囚われず、目の前の異性一人一人の中身を見られる女性になっていくことが幸せな結婚への近道と言えます。