春を味わうとっておきレシピで心ときめく食卓に!休日に作りたいおもてなしごはん
旬の食材を使った季節感あふれる料理が並べば、食卓も自然とおもてなしムードに。 料理上手なあの人のとっておきメニューには、 四季を楽しむヒントが満載。 思わず歓声が上がる厳選レシピをお届けします。
1.そら豆とレモンのリゾット
そら豆と、さやのゆで汁で炊くリゾットは、ほのかに香る豆の甘い風味がポイント。仕上げにレモンの皮を削って爽やかさのアクセントをプラスして。
材料(2〜3人分)
米…1合
そら豆…15さや(薄皮つきで150g)
玉ねぎ(みじん切り)…1⁄4個
ペコリーノまたはパルメザンチーズ(すりおろす)…30g
白ワイン…1⁄4カップ(50ml)
塩…小さじ1⁄3
オリーブオイル…小さじ1
レモンの皮(すりおろす)…少々
作り方
(1)そら豆はさやから出して薄皮に切り目を入れる。鍋に水4カップ(分量外)と塩少々(分量外)を加えて湯を沸かし、そら豆とさや2〜3本を加えて30秒ゆでてそら豆は薄皮をむく。ゆで汁はとっておく。
POINT
豆の風味がするさやも豆と一緒にゆでることでより味わい深くなる。
(2)フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎを中火で炒めて透き通ってきたら米を洗わずに加えてさっと炒め、塩をふる。
(3)白ワインを加えて煮立たせ、(1)のゆで汁2カップを加えて中火で煮る。汁けがなくなったら、さらにゆで汁1カップとそら豆を加えて煮る。
(4)水分がなくなったらすりおろしたチ ーズを加えて混ぜ、塩(分量外)で味を調えて器に盛り、レモンの皮を散らす。
2.海鮮と春野菜のフリット
芽キャベツや、たらの芽など、野菜は好みのものを選んで。今の時期だからこそ深い味わいが楽しめる、旬の味を衣の中に閉じ込めて春の贅沢をそのままに。好みでライムをギュッと搾ってもおいしい。
材料(2〜3人分)
えび…4尾
ほたるいか…5〜6杯
ズッキーニ(黄色)…1⁄2本
たらの芽…2〜3個
芽キャベツ…5〜6個
新玉ねぎ…1⁄2個
A 薄力粉…1⁄2カップ
A 片栗粉…大さじ1
A ベーキングパウダー…小さじ1⁄2
A 塩…ひとつまみ
冷水…80ml
オリーブオイル…大さじ1
揚げ油…適量(うち50mlをオリーブオイルにするとよりおいしい)
ライムまたはレモン…適量
塩…適量
作り方
(1)えびは背わたを取る。ほたるいかは目とくちばしを取り、軟骨を取り除く。ズッキーニは1cm厚さの輪切りにし、芽キャベツは芯のところに十字に切り込みを入れる。玉ねぎは1⁄3のくし形切りにして2〜3個にする。
(2)ボウルにAを入れて混ぜ、冷水とオリーブオイルを加えて菜箸でざっくりと混ぜる。
POINT
衣にオリーブオイルを 加えることで、さらに さっくりとした揚げ上がりに。
(3)フライパンに揚げ油を入れ、中温(170°C)に熱する。
(4)(1)を(2)にくぐらせて野菜、海鮮の順で(3)に入れてカラッとするまで揚げる。
(5)油をきって器に盛り、ライムを添えて塩を振る。
掲載:大人百花Spring issue「春夏秋冬 おもてなしごはん」
料理/若山曜子 撮影/新居明子 スタイリング/つがねゆきこ 構成・文/長谷川稚渚 再構成/大人百花.web編集部